Category: 京都古代文字案内 (page 2 of 4)

「皐盧庵茶舗」の暖簾

皐蘆庵玄関

冬の特別公開中の大徳寺の本坊を見学した二月の半ば、京都は昼から雨の降る日となった。早々に帰ろうと高桐院沿いの細道を南へ下ると急に民家が現れ、不思議な空間に迷い込んだ。ここは大徳寺の境内なのか外なのか、その境目がはっきりしない。北大路通りに通じる道に違いないが、観光客が通り抜ける道ではない。 続きを読む

京の宿「石原」

石原外観

京の宿「石原」は中京区柳馬場通姉小路上ルにある。この道はこれまで何度となく通っていたのに板塀に掲げられたこの旅館名が古代文字で書かれていることに気づかなかった。 続きを読む

京都府立図書館のプレート

府立図書館プレート

前回、京都府立図書館についての話をしたがもう少し続けよう。

「京都府立図書館」には図書館設立にかかわる貴重な銅板のプレートが残されている。今は一般に公開されてはいないが、横幅90センチはあるだろうか、思った以上に大きくて立派なプレートである。 続きを読む

京都図書館

府立図書館1

三条通りから神宮道を上がり平安神宮の大鳥居をくぐると、左手に西洋風の重厚な建物が見えてくる。京都府立図書館である。明治42年に完成というからすでに百年を越える建物である。しかし、図書館本体は、1995年に京阪神を襲った阪神大震災の際に受けた被害のために、2001年に建て替えられた新しい建物でもある。 続きを読む

六角通富小路角・画材屋「金翠堂」

金翠堂4

六角通(ろっかくどおり)富小路(とみのこうじ)(かど)にこの店はあった。通りに面して軒下と玄関上に二つの扁額(へんがく)が掲げられている。玄関の上に掲げられている額は大きなものではないが、きれいな古代文字(篆書(てんしょ)体)で「金翠堂(きんすいどう)」と書かれていた。 続きを読む

太秦広隆寺「大乗日本」の絵馬

広隆寺絵馬
京都の西、太秦(うずまさ)の地にある広隆寺の上宮王院太子殿(本堂)の軒下に掲げられている絵馬である。「大乗日本」の力強い文字が古代文字ではないので、一見、見落としてしまいそうになるが、その字の左横に添えられている小さい字が古代文字( 篆文(てんぶん)体)である。 続きを読む

祇園祭・芦刈山の荷茶屋

芦刈山の荷茶屋
「芦刈山」は四条通を一筋下がった綾小路通西洞院西入芦刈山町にある。山鉾の中心部から南西に位置する。その芦刈山の「飾り家」で古い文字が書かれた立派な二つの箱に出合った。

箱の古さからいってもかなり年季の入ったものである。上側の穴に天秤棒を通して「担ぐ」箱である。中には風炉釜、水差しなどお茶道具一式が入っている。 続きを読む

祇園祭・菊水鉾

菊水鉾

四条室町を北に入ったビルの谷間に「菊水鉾」は立っている。祇園祭に登場する多くの鉾の中で、長い真木に鉾の名前を飾っているのは菊水鉾だけである。両側に榊を広げ、その真ん中に龍の飾りに縁どられた篆書(てんしょ)体「菊水」の文字が鮮やかに浮かんでいる。 続きを読む

大船鉾の吹き流し

大船鉾

幕末の蛤御門の変(1864年)で焼失した「大船鉾(おおふねほこ)」が、百五十年ぶりに祇園祭の後祭に登場した。鉾町の人びとの(かみしも)も引手の法被(はっぴ)もすべてが真新しい。

白木の屋根も絢爛さが目立つ鉾の中で木肌の素朴さを見せて、逆に眩しい。 続きを読む

錫製品「清課堂」

清課堂外観

六月。激しいにわか雨が降った午後。まだかすかに雨が残る寺町通りを南に自転車を走らせると、この勢いのある篆書(てんしょ)体の看板に出合った。寺町二条の錫製品の制作・販売の「清課堂」である。 続きを読む

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