Tag: 琵琶湖疏水の扁額

琵琶湖第1疎水の扁額4ー田辺朔郎「水利を籍りて人工を資く」

田邉朔郎の像

蹴上インクラインの坂道を上がって船着き場に着く直前に小さな広場がある。そこにこの田邉朔郎の像が京都の街を見下ろすように建っている。琵琶湖疎水完成の立役者であり、東京遷都によって活気を失った京都再生に、大きな役割を果たした恩人である。 続きを読む

琵琶湖第1疎水の扁額3ー三条実美「美しき哉山河」

蹴上インクライン

地下鉄東西線の「蹴上駅」1番出口から地上に出ると「ねじりまんぽ」のトンネルの上を琵琶湖疎水のインクライン(疎水を行き来する船を運ぶレール)が続く。 続きを読む

琵琶湖第1疎水の扁額2ー松方正義、西郷従道ー

第3トンネル入口 松方正義 扁額「過雨に松色を看る」
第2トンネル出口 西郷従道 扁額「山に随い水源に到る」
疏水・第3トンネル入り口

琵琶湖疎水第 3 トンネル入り口

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琵琶湖第1疎水の扁額ー伊藤博文「気象萬千」

琵琶湖疏水・乗下船場

京阪石山本線「三井寺駅」で下車し、北に向かうと、すぐ琵琶湖の取水口から流れてくる人工の川=疎水に出る。その疎水沿いを西に向かうと「北国橋」があり、そこが琵琶湖疎水の「船の旅」の乗下船場になっている。京都蹴上までの延長約20㎞の琵琶湖第1疎水の起点である。 続きを読む

「ねじりまんぽ」の扁額

ねじりまんぽ扁額_雄観奇想

地下鉄東西線蹴上(けあげ)駅(出口②)から地上に出ると南禅寺へ向かうレンガ造りの小さなトンネルに出合う。そのトンネルの入り口に書かれている篆書(てんしょ)体の字が「雄観奇想」である。 続きを読む