前回(7月10日)は、京都祇園祭の始まりを告げる「神輿洗い」の話題を取り上げました。あれから2週間、17日の先祭りの「山鉾巡行」、その日の夕方から夜にかけて京都の中心街を清めて回る「神輿渡御(神幸祭)」が、猛暑の中無事執り行われました。 続きを読む
前回(7月10日)は、京都祇園祭の始まりを告げる「神輿洗い」の話題を取り上げました。あれから2週間、17日の先祭りの「山鉾巡行」、その日の夕方から夜にかけて京都の中心街を清めて回る「神輿渡御(神幸祭)」が、猛暑の中無事執り行われました。 続きを読む
コロナで様々な制約があった祇園祭も、今年はようやく、これまで通りの祇園祭になりそうです。7月1日から始まった祇園祭の行事は、7月17日の前祭りの「山鉾巡行」、24日の後祭りの「山鉾巡行」をハイライトに、7月いっぱい続きます。 続きを読む
7月に入り、山鉾町のあちこちから「コンチキチン」という祇園ばやしの音色が聞こえ出しました。今回紹介する「菊水鉾」は四条烏丸から一筋西へ入った「四条室町」に建っています。 続きを読む
まもなく京都は祇園祭の季節を迎えます。祇園祭の楽しみといえば、「山」や「鉾」と呼ばれる山車が点在する「山鉾」の町内を巡り歩くことです。 続きを読む
「綾傘鉾」は、四条通より一筋南、烏丸通より一筋西へ入った、下京区綾小路通室町西入善長寺町にある。すでに応仁の乱(1467~1477)以前から巡行に参加していた記録を持つ由緒ある鉾である。 続きを読む
山鉾町を巡りながらひときわ目立つ提灯を見つけた。同じ提灯が町内の至る所にあった。しかも皆同じように古びている。この界隈がいかに由緒ある町かということをこの提灯たちは物語っている。そのぐらい存在感がある。それにしてもこの味のある提灯になんと書かれてあるのかすぐにわかる人は少ないかもしれない。だが、実際に町を歩いていると推測できる。提灯には町の名が書かれているからだ。 続きを読む
七月に入り、京都は今年も祇園祭の季節を迎えた。祇園祭の楽しみはいろいろとあるが、その一つは山鉾町内に建つ「山」や「鉾」を巡り歩くことである。「山」や「鉾」の町会所で「前懸・胴懸」や「見送」等の貴重な工芸品を観賞したり、お目当ての山鉾の「ちまき」を買ったりしながら、普段通ることのない「通り」を山鉾の地図を片手に行ったり来たりすることである。 続きを読む
「芦刈山」は四条通を一筋下がった綾小路通西洞院西入芦刈山町にある。山鉾の中心部から南西に位置する。その芦刈山の「飾り家」で古い文字が書かれた立派な二つの箱に出合った。
箱の古さからいってもかなり年季の入ったものである。上側の穴に天秤棒を通して「担ぐ」箱である。中には風炉釜、水差しなどお茶道具一式が入っている。 続きを読む
四条室町を北に入ったビルの谷間に「菊水鉾」は立っている。祇園祭に登場する多くの鉾の中で、長い真木に鉾の名前を飾っているのは菊水鉾だけである。両側に榊を広げ、その真ん中に龍の飾りに縁どられた篆書体「菊水」の文字が鮮やかに浮かんでいる。 続きを読む
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