京都高島屋にある叶匠寿庵の店でふと目に留まった最中。4つの正方形の中に古代文字がきれいに刻まれていた。名前は「大石最中」。 続きを読む
京都高島屋にある叶匠寿庵の店でふと目に留まった最中。4つの正方形の中に古代文字がきれいに刻まれていた。名前は「大石最中」。 続きを読む
地下鉄東西線「御陵駅」2番出口から三条通を東に向かう。10分ほど街中を歩くと突然、左側に森の気配を感じる。そこが天智天皇陵の参道入り口だった。その入り口のそばに、この「日時計」は建っている。 続きを読む
「綾傘鉾」は、四条通より一筋南、烏丸通より一筋西へ入った、下京区綾小路通室町西入善長寺町にある。すでに応仁の乱(1467~1477)以前から巡行に参加していた記録を持つ由緒ある鉾である。 続きを読む
この秋、「妙心寺」の塔頭「大法院」の「露地庭」を訪ねた。客殿の間で抹茶をいただき、静かに庭の紅葉を観賞する。柱に仕切られたキャンバスの中に風が吹くとゆるやかに紅葉が散って、なんともゆったりとした極上の秋の一瞬間を過ごした。 続きを読む
JR嵯峨野線花園駅で下車し、西へ三分ほど歩くと丸太町通りをはさんで北側に小さなお寺「法金剛院」がある。現在は双ヶ丘の山麓にひっそりと建っているが、かつてこの辺りは平安貴族たちの山荘が建ち並ぶ華やかな場所でもあった。 続きを読む
山鉾町を巡りながらひときわ目立つ提灯を見つけた。同じ提灯が町内の至る所にあった。しかも皆同じように古びている。この界隈がいかに由緒ある町かということをこの提灯たちは物語っている。そのぐらい存在感がある。それにしてもこの味のある提灯になんと書かれてあるのかすぐにわかる人は少ないかもしれない。だが、実際に町を歩いていると推測できる。提灯には町の名が書かれているからだ。 続きを読む
七月に入り、京都は今年も祇園祭の季節を迎えた。祇園祭の楽しみはいろいろとあるが、その一つは山鉾町内に建つ「山」や「鉾」を巡り歩くことである。「山」や「鉾」の町会所で「前懸・胴懸」や「見送」等の貴重な工芸品を観賞したり、お目当ての山鉾の「ちまき」を買ったりしながら、普段通ることのない「通り」を山鉾の地図を片手に行ったり来たりすることである。 続きを読む
北野天満宮の入り口、今出川通沿いの北東角に和菓子店「船屋秋月」がある。ここの名物最中が「北野天神」である。その最中に書かれていた文字が篆書体の「北野天神」である。それにしても、こんなにきれいにどうやって文字を入れるのか興味をひかれるが、まずは漢字の成り立ちの説明から入ろう。 続きを読む
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