六月。激しいにわか雨が降った午後。まだかすかに雨が残る寺町通りを南に自転車を走らせると、この勢いのある篆書(てんしょ)体の看板に出合った。寺町二条の錫製品の制作・販売の「清課堂」である。 続きを読む
前回、「兄」という字をもとに、漢字が生まれた頃の「口」という字の多くが「目鼻口」の「くち」の意味ではなく、神様への願い事を入れた器「 (さい)=口」の意味で使われていたことを話しました。
今回はそんな「口(さい)」の意味を持つ字として「可能」の「可」を取り上げます。
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