(口/篆文2200年前)
白川文字学の中で最も重要な漢字は、間違いなく「口」です。白川先生は、古代文字の世界に分け入って、次々に漢字のルーツを解き明かされました。その中で最大の発見と言われているのが、今「くち」の意味で用いている「口」という字が、漢字が生まれたころ(3300年ほど前)には、目鼻口の「口」ではなく、神さまへの願い事を入れた器=口(さい)の意味で使われていたことを突き止められたことでした。 続きを読む
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