ラジオ第154回 不思議な力〜目〜

目・甲骨

目/甲骨3300年前

見・甲骨1

見/甲骨3300年前

現代から考えると古代中国の人々の発想は「不思議なこと」ばかりです。例えば、私たちは窓から木の姿を見ます。木は目の網膜に像として映っています。しかし、その目に映った木が、私たちに生きる力を高めてくれるなどと考えることはありません。ですが、古代の人々は単なる風景として木を見ているのではありませんでした。 続きを読む

ラジオ第153回 北野天満宮の竈社

竈社ヴログ3

立春が過ぎ、吹く風もどことなく柔らかくなった気がする京都です。京都北野の天神さんの梅も日増しに花数を増やし、甘い香りを届けてくれています。 続きを読む

ラジオ第152回「牛あれこれ」

牛・甲骨

前回、干支の「うし」は、もともと動物の牛ではなかったということをお話しました。とはいえ、やはり今年は「うし年」ですから、動物の「」の話もしておきたいと思います。 続きを読む

ラジオ第151回 今年は「辛丑」

丑・金文

コロナ禍の中、年が明けました。今なお厳しい状況が続いていますが、何とか光を見いだせる年になればと願っています。今年もよろしくお願いいたします。 続きを読む

ラジオ第150回「コロナ禍の祈り」

祈・篆文

このコーナーを始めて150回を迎えました。6年前、京都南座の近くの食堂で、岸田*君に「古代文字」の話をしたのがきっかけでした。まさか、こんなに長く続けることになるとは思ってもいませんでした。
*FM世田谷月曜日アフタヌーンパラダイス パーソナリティ岸田敏志さん。 続きを読む

ラジオ第149回「今年の漢字」予想

密・金文

今日は「今年の漢字」の発表日です(※今回の放送日は12月14日でした)。

今年は新型コロナの感染拡大に翻弄された1年でしたから、明るい漢字にはなりにくいかもしれませんが、私の予想は以下の通りです。 続きを読む

ラジオ第148回「魔に立ち向かう力」

王・金文

前回、「赤」という字が、人が両手両足を広げた「大」と「魔を追い払う力」を持つ「火」との組み合わせからできた字だということを紹介しました。

古代の人々にとって「魔」は得体の知れない恐ろしい力を持つものでした。「病気」、「祟り」、「事故」、「自然の猛威」、それらの恐ろしい「魔」にどう立ち向かうか、様々な方法で挑んだのです。とくに、人を殺傷する武器は同じぐらいの力で自分たちの身を守ってくれるものと信じていました。 続きを読む

ラジオ第147回「赤と明」

赤・甲骨

暦の上では「立冬」を過ぎましたが、京都はこれから錦秋の時を迎えます。すでに紅葉の名所「高雄」は見ごろを迎え、東山の「永観堂」もライトアップを始めたとニュースで報じられていました。今年は例年より人出は少ないかもしれませんが、つかの間京都は、あでやかな色に染め上げられます。 続きを読む

ラジオ第146回「時の流れ」

時・篆文

秋は時の流れを強く感じさせる季節です。今年もだいぶ経ったなとか、早く過ぎたなといった思いにふけるのも、秋だからかもしれません。紅葉が始まり、木の葉が散るころになれば、さらに感慨は深くなります。そこで、今日は過ぎゆく時の流れの「」という字の成り立ちから始めます。 続きを読む

ラジオ第145回「秋三題」

秋・甲骨

今年、コロナに隠れて話題に上ることが少ないですが、アフリカから中東、インド、中国にかけて、「サバクトビバッタやトノサマバッタ」が大量発生し、穀物を食い荒らす大きな被害をもたらしています。いったん襲われると小さな集団でも一日3万5千人分の食物を食べつくすという凄まじさです。 続きを読む

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