ラジオ第202回 心の中をのぞいてみると

心・篆書

今回は「」にまつわる漢字を取り上げてみます。 続きを読む

ラジオ第201回 竜のしっぽ

旬・甲骨

季節も二十四節気で言えば、「立春」から「雨水」の季節へと移りました。2月も下旬、もう月の終わりになっていました。

ということで、今回は、時の区切りにまつわる話から始めようと思います。 続きを読む

ラジオ第200回「ラジオ200回記念」

二百回(二百回)

チリも積もればではないですが、2014年5月から始めたこのコーナーも200回を迎えました。あしかけ9年。こんなに長く「漢字の話」をさせてもらえる機会を与えていただいた、岸田さん、光部さんを始めスタッフの皆さん、そして、ずっとお付き合いいただいたリスナーの皆さんに、心よりお礼を申し上げます。 続きを読む

琵琶湖第1疎水の扁額4ー田辺朔郎「水利を籍りて人工を資く」

田邉朔郎の像

蹴上インクラインの坂道を上がって船着き場に着く直前に小さな広場がある。そこにこの田邉朔郎の像が京都の街を見下ろすように建っている。琵琶湖疎水完成の立役者であり、東京遷都によって活気を失った京都再生に、大きな役割を果たした恩人である。 続きを読む

ラジオ第199回「体操」

體・体・篆文操・篆文

久しぶりに、アフパラ月曜日のメッセージテーマ「体操」に便乗します。「体操」の「体」と「操」の成り立ちを紐解いてみます。 続きを読む

琵琶湖第1疎水の扁額3ー三条実美「美しき哉山河」

蹴上インクライン

地下鉄東西線の「蹴上駅」1番出口から地上に出ると「ねじりまんぽ」のトンネルの上を琵琶湖疎水のインクライン(疎水を行き来する船を運ぶレール)が続く。 続きを読む

ラジオ第198回 癸卯(きぼう)の年

癸・金文卯・金文

明けましておめでとうございます。年の初めは干支の話から始めます。
今年は、十干(じっかん)十二支(じゅうにし)でいうと40番目の「癸卯(みずのとう)」。兎年です。 続きを読む

ラジオ第197回「年の瀬・・・」

瀬・篆文

今年も「年の瀬」を迎えました。ウクライナ、コロナ、物価高・・・どれをとっても気の重くなるような1年でしたが、いよいよあと数日となりました。 続きを読む

ラジオ第196回 今年の漢字予想

戦・金文

師走に入り、今年も残すところ、あと20日ほど。今日は、漢字一字で今年を振り返る、恒例の漢字検定協会主催の「今年の漢字」の発表がある日と重なりました。すでに、このコーナーが始まるまでには、「今年の漢字」が何になったのか、結果はわかっているはずですが、私の「今年の漢字予想」も恒例にしていますので、私の予想が当たったのかどうかも含め、報告したいと思います。 続きを読む

ラジオ第195回 火迺要慎(ひのようじん)

愛宕山お札火迺要慎

前回(11.14)、11月の京都は、「」の月でもあるという話をしました。「火」には「災禍」を(はら)う魔除けの力があるとの信仰が、京都のあちこちの神社に「お火炊(ひた)き祭」の風習として残ってきました。 続きを読む

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