Author: 510sensei (page 20 of 27)

船屋秋月の最中「北野天神」

船屋秋月北野天神1

北野天満宮の入り口、今出川通沿いの北東角に和菓子店「船屋秋月」がある。ここの名物最中が「北野天神」である。その最中に書かれていた文字が篆書(てんしょ)体の「北野天神」である。それにしても、こんなにきれいにどうやって文字を入れるのか興味をひかれるが、まずは漢字の成り立ちの説明から入ろう。 続きを読む

ラジオ第48回「手の変身2」

及・金文(及/金文)

前回、物をつかむ時の「手」を表す古代文字(右手パーツ)が現在の字では「又」の形に変身している例(友・取・受)を紹介しました。その話の最後に「」という字をとりあげました。人の足に手が届いたような字で、「およぶ・おいつく」という意味に使われています。 続きを読む

ラジオ第47回「手の変身 1」

又・篆文

今回は「手」の変身というテーマで話をしようと思います。「手」は体の中でも身近なパーツとして広く漢字に使われていますが、様々な形で紛れ込んでいるため「手」があることに気づかない漢字も多くあります。 続きを読む

姫小機「にしむら」

 

手織機にしむら看板

蘆山寺(ろざんじ)通千本を東へ入ったところにこの看板はかかっていた。看板には右側に柔らかなタッチでひらがなと行書体の「にしむら 姫小機」、左側には篆書(てんしょ)体で大きく「手織機」と彫られていた。その字体の配置に味がある。織物の機械を作る「織り機」屋さんである。織物を売る店と違って、入り口は殺風景なくらいがらんとしていた。 続きを読む

ラジオ第46回「踊り」と「舞い」

踊・篆文  舞・金文

京都の春を彩る行事に祇園(ぎおん)甲部(こうぶ)歌舞(かぶ)練場(れんじょう)で行われる「都をどり」があります。四月一日から一ヶ月間行われる芸妓さんや舞妓さんたちのあでやかな「をどり」も、京都の春を楽しませてくれる年中行事のひとつです。今回は「都をどり」にちなんで「をどり」や「まひ(い)」にまつわる漢字をいくつか紹介したいと思います。 続きを読む

宮脇賣扇庵

宮脇賣扇庵外観

京の六角通りは楽しみの多い通りである。六角通りの由来となった「六角堂」があり、画材屋の金翠堂があり、三木半旅館の西南角には信長時代の灯篭もある。 続きを読む

ラジオ第45回「卒」から「旅」へ

卒・金文 旅(金文)

三月は「旅立ちの時」。様々な学校で「卒業」という大きな節目の時を迎えます。今回は、そんな時節にちなんで「卒」と「旅」という字を取り上げようと思います。 続きを読む

ラジオ第44回「弥生の季節」

生・金文

「弥生」の月に入りました。旧暦3月を示す「弥生(やよい)」は、「()()ひ茂る月」=「いよいよ草木が芽吹く月」の略だと言われています。 続きを読む

ラジオ第43回「春・・・農作業の始まりです」

春・甲骨

北野天満宮の梅が見ごろを迎え、京都の街もようやく春めいてきました。「春」という字の古代文字は、あたたかな陽射し( 日・甲骨  )を受けてようやく芽を出そうとしている草の根( 草の根 )の様子を描いています。寒い冬の間じっと閉じこもっていたあらゆるものが、新たな命を得てうごめきだすそんな季節です。「(うごめ)く」という字に「春」が使われているのも合点できますね。 続きを読む

「皐盧庵茶舗」の暖簾

皐蘆庵玄関

冬の特別公開中の大徳寺の本坊を見学した二月の半ば、京都は昼から雨の降る日となった。早々に帰ろうと高桐院沿いの細道を南へ下ると急に民家が現れ、不思議な空間に迷い込んだ。ここは大徳寺の境内なのか外なのか、その境目がはっきりしない。北大路通りに通じる道に違いないが、観光客が通り抜ける道ではない。 続きを読む

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