Category: 京都古代文字案内 (page 1 of 4)

祇園祭の傘鉾~綾傘鉾~

綾傘鉾1

綾傘鉾(あやがさほこ)」は、四条通より一筋南、烏丸通(からすまどおり)より一筋西へ入った、下京区綾小路通室町西入善長寺町にある。すでに応仁の乱(1467~1477)以前から巡行に参加していた記録を持つ由緒ある鉾である。 続きを読む

妙心寺塔頭「大法院」の額

大法院の紅葉

この秋、「妙心寺」の塔頭「大法院」の「露地庭」を訪ねた。客殿の間で抹茶をいただき、静かに庭の紅葉を観賞する。柱に仕切られたキャンバスの中に風が吹くとゆるやかに紅葉が散って、なんともゆったりとした極上の秋の一瞬間(ひととき)を過ごした。 続きを読む

和装小物の店「結」

結_店舗外観

紫野大徳寺門前(大徳寺通り沿い)で、すだれの向こうに白く浮き立つ「(ゆい)」の字を見つけた。真新しい看板なので、新しくできたお店なのか聞こうと中をのぞいた。 続きを読む

法金剛院の雲板2

法金剛院雲版

右京区花園にある平安時代末期に待賢門院璋子(しょうし)が建立した「法金剛院(ほうこんごういん)」。前回は礼堂の廊下に掲げてある「雲板」の古代文字「法金剛院」の「法」の字について紹介しました。今回は残りの漢字「金」「剛」「院」の成り立ちについて紹介します。

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法金剛院の雲板1

16法金剛院蓮4

JR嵯峨野線花園駅で下車し、西へ三分ほど歩くと丸太町通りをはさんで北側に小さなお寺「法金剛院(ほうこんごういん)」がある。現在は双ヶ丘(ならびがおか)の山麓にひっそりと建っているが、かつてこの辺りは平安貴族たちの山荘が建ち並ぶ華やかな場所でもあった。 続きを読む

祇園祭の提灯 2

姥柳1

山鉾町を巡りながらひときわ目立つ提灯を見つけた。同じ提灯が町内の至る所にあった。しかも皆同じように古びている。この界隈がいかに由緒ある町かということをこの提灯たちは物語っている。そのぐらい存在感がある。それにしてもこの味のある提灯になんと書かれてあるのかすぐにわかる人は少ないかもしれない。だが、実際に町を歩いていると推測できる。提灯には町の名が書かれているからだ。 続きを読む

祇園祭の提灯 1

天神山祭提灯

七月に入り、京都は今年も祇園祭の季節を迎えた。祇園祭の楽しみはいろいろとあるが、その一つは山鉾町内に建つ「山」や「(ほこ)」を巡り歩くことである。「山」や「鉾」の町会所で「前懸(まえかけ)胴懸(どうかけ)」や「見送(みおくり)」等の貴重な工芸品を観賞したり、お目当ての山鉾の「ちまき」を買ったりしながら、普段通ることのない「通り」を山鉾の地図を片手に行ったり来たりすることである。 続きを読む

船屋秋月の最中「北野天神」

船屋秋月北野天神1

北野天満宮の入り口、今出川通沿いの北東角に和菓子店「船屋秋月」がある。ここの名物最中が「北野天神」である。その最中に書かれていた文字が篆書(てんしょ)体の「北野天神」である。それにしても、こんなにきれいにどうやって文字を入れるのか興味をひかれるが、まずは漢字の成り立ちの説明から入ろう。 続きを読む

姫小機「にしむら」

 

手織機にしむら看板

蘆山寺(ろざんじ)通千本を東へ入ったところにこの看板はかかっていた。看板には右側に柔らかなタッチでひらがなと行書体の「にしむら 姫小機」、左側には篆書(てんしょ)体で大きく「手織機」と彫られていた。その字体の配置に味がある。織物の機械を作る「織り機」屋さんである。織物を売る店と違って、入り口は殺風景なくらいがらんとしていた。 続きを読む

宮脇賣扇庵

宮脇賣扇庵外観

京の六角通りは楽しみの多い通りである。六角通りの由来となった「六角堂」があり、画材屋の金翠堂があり、三木半旅館の西南角には信長時代の灯篭もある。 続きを読む

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