(広げた手・・・手/篆文)
(物をつかむ手・・・又/篆文)
これまで「手の変身」の基本となる二つのパターンについて取り上げてきました。一つは、「手」という漢字や「扌(てへん)」のように「広げた手(五本の指)」の形から変身したものと3本の指と腕で表す「物をつかむ手」の形から変身したものです。「友」や「支」のように「又」という漢字になったもの、「急」や「筆」にあるカタカナの「ヨ」に似たパーツに変身したもの、「射」の「寸」という字に変身した字などがありました。 続きを読む
(広げた手・・・手/篆文)
(物をつかむ手・・・又/篆文)
これまで「手の変身」の基本となる二つのパターンについて取り上げてきました。一つは、「手」という漢字や「扌(てへん)」のように「広げた手(五本の指)」の形から変身したものと3本の指と腕で表す「物をつかむ手」の形から変身したものです。「友」や「支」のように「又」という漢字になったもの、「急」や「筆」にあるカタカナの「ヨ」に似たパーツに変身したもの、「射」の「寸」という字に変身した字などがありました。 続きを読む
北野天満宮の入り口、今出川通沿いの北東角に和菓子店「船屋秋月」がある。ここの名物最中が「北野天神」である。その最中に書かれていた文字が篆書体の「北野天神」である。それにしても、こんなにきれいにどうやって文字を入れるのか興味をひかれるが、まずは漢字の成り立ちの説明から入ろう。 続きを読む
(及/金文)
前回、物をつかむ時の「手」を表す古代文字()が現在の字では「又」の形に変身している例(友・取・受)を紹介しました。その話の最後に「及」という字をとりあげました。人の足に手が届いたような字で、「およぶ・おいつく」という意味に使われています。 続きを読む
今回は「手」の変身というテーマで話をしようと思います。「手」は体の中でも身近なパーツとして広く漢字に使われていますが、様々な形で紛れ込んでいるため「手」があることに気づかない漢字も多くあります。 続きを読む
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