Month: 10月 2015

ラジオ第35回「耳にまつわる話1」

聖・甲骨

優れた人の条件とは何でしょうか。頭の回転の速い人でしょうか、話がうまい口上手な人でしょうか、それとも本質を見抜く目を持つ人でしょうか。「頭」か「口」か「目」か、いや、もう一つ大切な器官があります。それは「耳」です。 続きを読む

京都府立図書館のプレート

府立図書館プレート

前回、京都府立図書館についての話をしたがもう少し続けよう。

「京都府立図書館」には図書館設立にかかわる貴重な銅板のプレートが残されている。今は一般に公開されてはいないが、横幅90センチはあるだろうか、思った以上に大きくて立派なプレートである。 続きを読む

京都図書館

府立図書館1

三条通りから神宮道を上がり平安神宮の大鳥居をくぐると、左手に西洋風の重厚な建物が見えてくる。京都府立図書館である。明治42年に完成というからすでに百年を越える建物である。しかし、図書館本体は、1995年に京阪神を襲った阪神大震災の際に受けた被害のために、2001年に建て替えられた新しい建物でもある。 続きを読む

ラジオ第34回「体から生まれた漢字~足~」

足・甲骨

今日(10月12日)は「体育の日」なので体にまつわる漢字を取り上げようと思います。
古代中国の人々にとっても、体に関することは身近なことだったので、たくさんの漢字が作られました。手や足そして目や耳など、そのものの形を絵のように(かたど)った漢字=象形文字ができました。 続きを読む

ラジオ第33回「会津若松 鶴ヶ城での漢字探検隊」

城_金文

9月19日から9月23日まで、白川静記念東洋文字文化研究所(白川研)が主催する『漢字探検隊』の催しで、福島県喜多方市・会津若松市・福島市に行ってきました。 続きを読む