Author: 510sensei (page 23 of 27)

祇園祭・菊水鉾

菊水鉾

四条室町を北に入ったビルの谷間に「菊水鉾」は立っている。祇園祭に登場する多くの鉾の中で、長い真木に鉾の名前を飾っているのは菊水鉾だけである。両側に榊を広げ、その真ん中に龍の飾りに縁どられた篆書(てんしょ)体「菊水」の文字が鮮やかに浮かんでいる。 続きを読む

ラジオ第28回「口(さい)を傷つける」

害・金文

前回、願い事を入れた器=口・篆文(口・さい)を守る「吉」・「古」・「固」を取り上げ、守ろうとする字がある一方、傷つけようとするよからぬ字もあることを予告しました。

何という字か思いつかれたでしょうか? 続きを読む

大船鉾の吹き流し

大船鉾

幕末の蛤御門の変(1864年)で焼失した「大船鉾(おおふねほこ)」が、百五十年ぶりに祇園祭の後祭に登場した。鉾町の人びとの(かみしも)も引手の法被(はっぴ)もすべてが真新しい。

白木の屋根も絢爛さが目立つ鉾の中で木肌の素朴さを見せて、逆に眩しい。 続きを読む

ラジオ第27回「口(さい)を守る」

吉・甲骨

今回も神様への願い事を入れた器= 口・篆文(口・さい)にまつわる漢字です。

神様に器を捧げてお願いごとをすれば、当然その願いの効力が長く続くよう大切な器を守ることを考えます。器が傷つけられたり、勝手に開けられては願い事の効力も消えてしまうと考えられたからです。

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錫製品「清課堂」

清課堂外観

六月。激しいにわか雨が降った午後。まだかすかに雨が残る寺町通りを南に自転車を走らせると、この勢いのある篆書(てんしょ)体の看板に出合った。寺町二条の錫製品の制作・販売の「清課堂」である。 続きを読む

ラジオ第26回「神さまにお許しをもらう可」

可・甲骨

前回、「兄」という字をもとに、漢字が生まれた頃の「口」という字の多くが「目鼻口」の「くち」の意味ではなく、神様への願い事を入れた器「 口・篆文(さい)=口」の意味で使われていたことを話しました。

今回はそんな「口(さい)」の意味を持つ字として「可能」の「可」を取り上げます。

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ラジオ第25回「口 を頭にのせる人」

兄・甲骨1

前々回「足あとを頭にのせる人=(せん)」の字を紹介しました。足あとを頭にのせて「先に行く人」であることを強調する、そういう字でした。今回も同じ構造の字=(ひとあし)の上に物をのせる話です。 続きを読む

ラジオ第24回「スタジオでの初出演」

文・甲骨  公・金文

今回初めて東京三軒茶屋のキャロットタワー26階にある、エフエム世田谷のサテライトスタジオに行ってきました。天気がよく26階のレストランからの東京の眺め・・・素晴らしかったです。 続きを読む

「ねじりまんぽ」の扁額

ねじりまんぽ扁額_雄観奇想

地下鉄東西線蹴上(けあげ)駅(出口②)から地上に出ると南禅寺へ向かうレンガ造りの小さなトンネルに出合う。そのトンネルの入り口に書かれている篆書(てんしょ)体の字が「雄観奇想」である。 続きを読む

ラジオ第23回「足あとを頭に乗せる人」

先・甲骨
この古代文字はいったいなんという字かわかりますか。

上側にある足あとは「足あと」を表します。横から見た人の立ち姿の頭のところに 足あと(足あと)が乗っています。足あとを頭の代わりに乗せている人なのです。 続きを読む

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