(壬寅)
毎年、年の初めの放送は、今年の干支を取り上げています。今年は「壬寅(みずのえとら)」の年です。「とら」は、暦の上では動物の「虎」ではなく、普段あまり使うことのない「寅」の字を用います。「寅」は、本来動物の「虎」の意味はなく、異なる意味を持つ字でした。 続きを読む
(壬寅)
毎年、年の初めの放送は、今年の干支を取り上げています。今年は「壬寅(みずのえとら)」の年です。「とら」は、暦の上では動物の「虎」ではなく、普段あまり使うことのない「寅」の字を用います。「寅」は、本来動物の「虎」の意味はなく、異なる意味を持つ字でした。 続きを読む
2021年もあとわずかです。今年も、コロナに始まりコロナに暮れる1年となりましたが、この番組への電話出演は今日で24回目を迎えました。今日が今年最後の放送になりますから、1年を駆け足で振り返ってみたいと思います。 続きを読む
今日(放送日:12月13日)は、京都の清水寺で「今年の漢字」が発表される日と重なりました。毎年、このラジオでも、12月最初の放送日は、私なりの「今年の漢字予想」を恒例にしています。
すでに、2時間前に結果が出ているので、今年はその結果と私の予想の漢字の話をします。 続きを読む
前回、動物が隠れた漢字の話をしました。動物が隠れているのですから、人が隠れた漢字もあります。今回はそんな漢字を紹介します。 続きを読む
![]() 牛/甲骨3300年前 |
![]() 馬/甲骨3300年前 |
![]() 美/甲骨3300年前 |
漢字は物の形をかたどった「象形」と呼ばれる文字が始まりでした。
「牛」という字は、立派な二本の角を持つ牛を正面から見た形から生まれました。「馬」は長い顔とたてがみをシンボルに、全身形で表されました。「羊」も左右に角をもつ全身の姿から生まれた字です。そんな、動物たちが、漢字の中に紛れ込んで新しい漢字を作りました。 続きを読む
夕暮れの早さを実感する季節となりました。長い夜を読書で過ごす、そんな秋ですから、今回は「本=書物」にまつわる話をします。 続きを読む
今日のアフパラのテーマが「髪型変遷」でしたので、「髪」にまつわる漢字を取り上げてみます。 続きを読む
(粹・粋 篆文2200年前)
前回は、「お米の話」をしました。収穫したお米を脱穀して、きれいに精米したお米を表す字を3つ(「精米」の「精」。「健康」の「康」そして、「唐の国」の「唐」)紹介しましたが、実はもう一つあります。今日はその漢字から始めます。 続きを読む
コロナ感染の話題に時間を取られている間にも、自然は確実に季節の歩みを進めています。京都の西、嵯峨野周辺の稲田は実りの季節を迎えていました。(HPのトップ写真参照) 続きを読む
今年は、日本だけでなく世界中が、気候変動の影響に見舞われました。ギリシャやイタリアでの山林火災、中国やドイツでの大洪水。そして、日本の長雨。いたる所で温暖化の影響が牙をむいています。その上、コロナによる感染も爆発的に広がり、世界は自然災害と病気との二つの「わざわい」に翻弄され、行き場を失っているようです。 続きを読む
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