Author: 510sensei (page 19 of 27)

ラジオ第54回「金」という字について

金・金文

メダルラッシュに沸いたリオデジャネイロオリンピックでしたが、今回はそれに便乗して「金・銀・銅」にまつわる漢字、「」について取り上げたいと思います。 続きを読む

ラジオ第53回「暑い夏」

夏・篆文

夏本番を迎えています。今回は「夏」という字を取り上げてみたいと思います。前回(第52回)「鼻」という字をとりあげました。「鼻」を表す最初の字が「自分」という時の「自」だという話をしたときに、岸田君がその「自」というパーツが入っている字の例として「夏」という字を挙げたんですね。その時、私は「形は似ているけど、ちょっと違うんですね」といって終ってしまった字です。 続きを読む

法金剛院の雲板2

法金剛院雲版

右京区花園にある平安時代末期に待賢門院璋子(しょうし)が建立した「法金剛院(ほうこんごういん)」。前回は礼堂の廊下に掲げてある「雲板」の古代文字「法金剛院」の「法」の字について紹介しました。今回は残りの漢字「金」「剛」「院」の成り立ちについて紹介します。

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法金剛院の雲板1

16法金剛院蓮4

JR嵯峨野線花園駅で下車し、西へ三分ほど歩くと丸太町通りをはさんで北側に小さなお寺「法金剛院(ほうこんごういん)」がある。現在は双ヶ丘(ならびがおか)の山麓にひっそりと建っているが、かつてこの辺りは平安貴族たちの山荘が建ち並ぶ華やかな場所でもあった。 続きを読む

ラジオ第52回「鼻」の話

鼻・甲骨

この間身体のパーツからできた漢字「手」や「目」を取り上げてきました。今回は「」を取り上げます。顔の真ん中にある「鼻」が漢字の成り立ちにかかわらないはずはありません。どのような漢字の中に「鼻」は入っているのか、探ってみようと思います。 続きを読む

祇園祭の提灯 2

姥柳1

山鉾町を巡りながらひときわ目立つ提灯を見つけた。同じ提灯が町内の至る所にあった。しかも皆同じように古びている。この界隈がいかに由緒ある町かということをこの提灯たちは物語っている。そのぐらい存在感がある。それにしてもこの味のある提灯になんと書かれてあるのかすぐにわかる人は少ないかもしれない。だが、実際に町を歩いていると推測できる。提灯には町の名が書かれているからだ。 続きを読む

祇園祭の提灯 1

天神山祭提灯

七月に入り、京都は今年も祇園祭の季節を迎えた。祇園祭の楽しみはいろいろとあるが、その一つは山鉾町内に建つ「山」や「(ほこ)」を巡り歩くことである。「山」や「鉾」の町会所で「前懸(まえかけ)胴懸(どうかけ)」や「見送(みおくり)」等の貴重な工芸品を観賞したり、お目当ての山鉾の「ちまき」を買ったりしながら、普段通ることのない「通り」を山鉾の地図を片手に行ったり来たりすることである。 続きを読む

ラジオ第51回「おもう」という字について

面・甲骨(面/甲骨3300年前)

今回取り上げる字は「面」。普段「面」という字に「目」があることは意識しないかもしれません。実にうまくまぎれ込んでいますから。でも、「お面・仮面」は顔にかぶるものですから必ず目の部分は開いています。開いた目こそ「お面・仮面」を象徴するところです。三千年以上前の古代中国の人々も顔の形の真ん中に大きな「目」を入れて「面」という字を作りました。 続きを読む

ラジオ第50回「目」のつく漢字

目・甲骨(目/甲骨3300年前)

「目」も前回までの「手」と同じようにいろいろな漢字の中に使われています。「目」はいうまでもなく目の形を象った「象形文字」です。古くは横長の目の形をそのまま写し取った形でしたが、今は縦長の字になっています。 続きを読む

ラジオ第49回「手の変身3」

手・篆文(広げた手・・・手/篆文)
右手パーツ(物をつかむ手・・・又/篆文)

これまで「手の変身」の基本となる二つのパターンについて取り上げてきました。一つは、「手」という漢字や「扌(てへん)」のように「広げた手(五本の指)」の形から変身したものと3本の指と腕で表す「物をつかむ手」の形から変身したものです。「友」や「支」のように「」という漢字になったもの、「急」や「筆」にあるカタカナの「」に似たパーツに変身したもの、「射」の「」という字に変身した字などがありました。 続きを読む

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