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ラジオ第197回「年の瀬・・・」

瀬・篆文

今年も「年の瀬」を迎えました。ウクライナ、コロナ、物価高・・・どれをとっても気の重くなるような1年でしたが、いよいよあと数日となりました。 続きを読む

ラジオ第196回 今年の漢字予想

戦・金文

師走に入り、今年も残すところ、あと20日ほど。今日は、漢字一字で今年を振り返る、恒例の漢字検定協会主催の「今年の漢字」の発表がある日と重なりました。すでに、このコーナーが始まるまでには、「今年の漢字」が何になったのか、結果はわかっているはずですが、私の「今年の漢字予想」も恒例にしていますので、私の予想が当たったのかどうかも含め、報告したいと思います。 続きを読む

ラジオ第195回 火迺要慎(ひのようじん)

愛宕山お札火迺要慎

前回(11.14)、11月の京都は、「」の月でもあるという話をしました。「火」には「災禍」を(はら)う魔除けの力があるとの信仰が、京都のあちこちの神社に「お火炊(ひた)き祭」の風習として残ってきました。 続きを読む

ラジオ第194回 11月は「火」の月

えい・篆文古代文字

京都の街もようやく紅葉に染まり始めました。鮮やかなカエデの赤が映える月ですが、11月の京都は「火」の月でもあります。 続きを読む

ラジオ第193回「遊」

白川先生の斿・遊

昨日(10月30日)は、漢字世界の巨人白川静先生の命日でした。亡くなられたのが2006年10月30日でしたから、今年で17回忌を迎えました。 続きを読む

ラジオ第192回 土の匂い

土・甲骨1

今年の秋、大覚寺の近くの嵯峨の地で、畑づくりを始めました。土を掘り起こし、(ぬか)やもみ殻を撒いて、植え付けの準備をするところから始めました。長い間、忘れていた土の匂いを嗅ぎました。アフパラの皆さんも先週は備前市で陶芸の体験をされてきたとのこと。やはり、「土」にふれて、その感触に力をもらわれたのではと思っていました。 続きを読む

ラジオ第191回 九月廿日のころ

月見・金文(月見 金文3000年前)

前回、私の9月(長月)のイメージは、老人と月(ムーン)という話をしました。その際、二つ目の「月(ムーン)」にまつわるエピソードが話せていませんでしたので、今回はその続きから始めます。 続きを読む

ラジオ第190回 陰暦9月は長月

長・甲骨

9月に入り、昼間はまだ夏の陽気でも、朝晩はめっきり秋の気配が漂うようになりました。
9月は、陰暦の和名では「長月」と言います。ただ、陰暦ですから、今の太陽暦に直すと1か月ほど先の季節を表していると言った方が正確です。感覚的にはまだ夏の名残が残る9月よりも、もう少し秋が深まった10月ごろを指しています。 続きを読む

ラジオ第189回 昆と虫

昆・金文

朝から威勢よく鳴き始めた蝉たちも、ここしばらくやや勢いを失ってきたかのように感じます。季節はゆるやかに移り始めています。さて、今回もメッセージテーマ「昆虫」に、漢字で便乗させてもらいます。 続きを読む

ラジオ第188回 アイスに寄せて

氷 冰・金文

(前回、第187回は久しぶりにスタジオに寄せてもらって、楽しい時間を過ごさせてもらいました。ナマで出会うよさを改めて感じました。ありがとうございました。)

さて、ここしばらく夏真っ盛りのはずなのに、豪雨と洪水のニュースが続きました。 続きを読む

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